こんにちは!
最近は野球マンガを読む日々です。それは野球マンガ甲子園大会に向けて!
野球マンガ甲子園大会って何なの?という方はこちらの過去記事を御覧ください(*^_^*)
そして、今回は球道くんという野球マンガを読破しました!
一言で感想を言うと少年野球編面白い・・・そして、最後はグッときた。そんな感じです(*^_^*)
とりあえず・・・簡単にレビューを書いてみます。
剛腕・中西球道の歴史が分かる
大甲子園で明訓高校・山田太郎の最大のライバルとして登場するのが青田高校の中西球道です。最速163キロのストレートでバッタバッタと破壊力バツグンの明訓打線から三振を奪っていきます。
もうね・・・、ハッキリ言って主人公の山田太郎よりも全然カッコイイ!読んでいるとそんな感じです。
ダイナミックな投球フォーム、勝ち気な性格、ピッチングに劣らない豪打!
本当にすごい野球選手です。魅力満点です。
ただ大甲子園を見ていて思ったのが・・・、
この中西球道ってどんな球歴だったんだ?どんな野球人生を進んできたんだ?と謎に思っていました。ブックオフには置いていないし、ゲオやツタヤのマンガレンタルコーナーにも置いていないし、どこを探しても見当たらない。
そこでアマゾンで大人買いしました(*^_^*)
正直言って・・・、
ドカベンと比べると野球試合シーンは少ないイメージがあります。
高校編よりかも少年野球編が面白いです。
ドカベンのような主流になれなかったのは高校編でライバル選手や脇役がちゃんとキャラ立ちしなかったからかなぁ?と思います。
少年野球編では色んなライバルが出たりして面白かったです(*^_^*)
どんどんと強いライバルが出てきて、ワクワク感があります。
それに比べて高校編ではそれがないんですよねー><
それはあまりにも中西球道が凄すぎるから。
しかも、そんな努力をしていないのにバンバンと相手を抑えるのだから本当に天才なんだなぁと。この中西球道に勝てる選手なんか出てくるわけないっしょ!みたいな感じです。
野球マンガというよりも人生マンガ
この球道くんという作品は野球マンガというよりも人生模様を観察するマンガかもしれません。
野球を楽しむというよりも、中西球道という人間が野球を通して、家族に支えられてどう大きくなっていくのかというストーリーを楽しむマンガです。
なので、中西球道だけでなく、父・中西大介、母・愛子、弟・球司郎と中西一家の人生模様を楽しむドラマなのです。
野球というテーマを通して家族の大切さを伝えるマンガだと思います。
そして、最終巻は本当にグッときますよ。感動しましたね。ホロッと涙が出るような内容です。
ハッキリ言って、このマンガでは中西球道のピッチャーとしての凄さはあまり分かりません。そういった描写が少ないから。けど人間として成長していく凄さには感動していきます。
ピッチャーとしての凄さを知りたいなら大甲子園を読んだほうがずっと分かりますね(*^_^*)!最強のバッター・山田太郎という強大なライバルに立ち向かっていく中西球道の姿はカッコイイです。
惜しいのがココ
球道くんがドカベンのようにメジャーマンガにならなかったのは、
やはり、中西球道の周りを囲むライバルやチームメイトがキャラ立ちが弱かったというのが理由かなぁーと思います。
高校一年の博多どんたく高校戦までは面白かったんですがねー><
一体、何があったんだ!?極端に野球の試合描写が少なくなった印象があります。
チームメイトでいうと・・・、
色んな部活から野球部に入部したチームメイトたち。特に何もない。
華道部からスカウトされた葵くんなんて、骨折してから全く出てこない。
いきなり登場して、中西球道並にメインキャラのポジションになった青空晴太は気づいたら引退。しかも、高校二年生の頃には初めて県大会に出場する弱小校に負ける。
ライバルだった渡は知らない内に引退して桜ヶ丘の監督になっている。
隣の部屋に住んでいる春山くんとの対決シーンもない。
少年野球時代、中西球道と終生のライバルとなるという文言がありながら高校1年以降、全く出てこない的場満。
うーん。
少年野球編が面白かったんですよねーこれが。
一部では大甲子園のために連載を駆け足で終了させたため、
高校野球編がギュッと内容を端折った感じになったとも言われています。
けど、
人生ドラマとして見るなら本当にグッとくる内容です。
野球の試合の描写が少ないのであまり、野球を知らない人でも楽しめる野球マンガだと思います(*^_^*)!
系統は違いますが・・・他の野球マンガで似てるマンガを挙げるとすると剛腕・上杉達也が活躍するタッチかなぁ?と思います。恋愛色はないけど。
家族っていいものだなぁと。これはこれで素敵だなぁと思います。
そんな感想でした!