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googleに学ぶ人が結果出せる仕組みと巨人の育成が残念すぎる話。大田泰示選手は日ハムでどうしてあんな活躍したのか?



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今週のお題「私の沼」

GIANTS 2017 新化 (YOMIURI SPECIAL 107)

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日本ハムで大活躍中の男!

それが元・巨人のドラフト1位の大田泰示。

 

高校は原監督の後輩で東海大相模の出身。
高校時代は大型ショートとして高校通算65本塁打!
原監督からは松井秀喜の後継者とも言われ、
入団早々に55番を与えられたスッゲェバッターです。

 

毎年、毎年。
未完の大器だとか将来の4番だとか・・・
色々と言われていたにも関わらず。

 

全然、伸びてこないーーーーー!!!!

 

巨人ファンの方々はどれほど歯がゆい思いをしていただろうか。
お気持ち察します。

しかも去年の中盤あたりから・・・
そろそろ自由契約の可能性もアリと非常に厳しい状況だった。

 

それがどうしたことだろう。
トレードで日本ハムに移籍してから・・・もうビックリ!
バカスコ、バカスコと打ちまくっています。

 

とうとう素質が開花!
まだまだシーズンは長いんだけでも
これからドンドン伸びていくだろうと日本ハムファン達は期待をしているだろう。

 

ところがどっこい。。。
巨人ファンの心中は複雑そのものじゃないだろうか???

 

だって
巨人から別のチームに移った瞬間。
こりゃあどうだ。

 


すたこらどっこいや。

大田様、打ちに打っているーーーーーー。

 


東京Dで大暴れ!! F大田 1試合2発で『ファイターズ最高』


プロ野球2017 日本ハム 大田 完全覚醒!! ここまでの全ホームラン 1~5号

 

日本ハムは選手を伸ばしたり育成するのが得意だから
そのおかげだろうという声もあるかもしれないが・・・。

 

僕はそう思わない。
だって日本ハムに来てから一気に大活躍。

移籍からブレイクまでの期間が極端に短すぎるよ。


・・・巨人の育成の方法が下手なんじゃ?
というか、巨人というチーム。
力が発揮できないんじゃ?若手が?

そう考えると・・・
それで今まで潰れた選手って沢山いるんじゃ??


そんなぁ・・・。
巨人批判をしたら炎上しちゃうよ><

・・・という意見があるかもしれませんが、
これは僕個人の一意見です!!

 

そこで切り込みます。
巨人の頃の大田泰示選手はどうして、
巨人で今のような活躍ができなかったのか???
巨人は育成が下手すぎなのか??

よっしゃ!
深堀りまーーーーーーーっくす!

 


55番を返せ。付けるな。

大田泰示選手って僕的に辻内崇伸投手とイメージが被る。
高校時代の辻内崇伸投手。
150km超のストレートでビシバシ三振を奪って
本当に怪物だと思った。

コントロールはめっちゃ悪かったけど、
手をつけられない怖さがあった。

 

ちゃんと成長したら半端ないんだろうなぁ・・・と思ったら。
肘の故障で引退してしまった。
好きだったんだけどなぁ辻内崇伸投手。

 

そんな辻内崇伸投手と被るのが大田泰示選手。
辻内崇伸投手と同じく高校時代にプロ野球界を背負って立つ男としてドラフト1位指名された!


一年目から大きな期待をかけられるも中々、芽が出ない。
そんなイメージ。

2人ともくすぶっていた。
多分それは何か見えないものと戦っていたような気がする。

 

大田泰示選手は入団早々に55番を背負った。
55番といえばあの松井秀喜選手が背負った伝説的な背番号。
この番号に決めたのは原監督だと思うのだが・・・。
コレだけでも期待の大きさは測りきれないものがある!

 

というか
18歳で結果も実績も将来も未知数の選手に
才能は抜群だからといって55番は重荷すぎじゃないだろうか?
甲子園に出場し、全国の強豪を倒して来たなら。
何か甲子園で記録の残したなら別だと思うけど。

県大会レベルで新記録を作った選手に
いきなり55番。
松井秀喜選手でも成し得なかった
ホームラン日本記録越えを達成しろ!といった感じ。

 

ゲームで例えると・・・
村一番の勇者がその国の国王に呼び出されて
世界を支配する魔王を倒せ!といった感じだろう。

 

設定難易度・・・高すぎ!!

 

もちろん。
大田泰示選手は素晴らしい選手でした。

けど・・・
ドラフト時の評価はパンチ力のある走攻守三拍子揃った大型ショートという感じ。

1歳年上の中田翔選手や1歳年下の筒香嘉智選手が
怪物スラッガーとして話題になったのに対して、

大田泰示選手は打撃も魅力だが走攻守合わせて
総合力でプロ注目選手という感じで
怪物スラッガーと呼ばれるほどではありませんでした。


東海大相模 大田泰示遊撃手

 

虹をかけるようなアーチではなく、
弾丸ライナーでスタンドに!
そんな打球でのホームランが多かった。

 

だから・・・
最初から55番を背負った時は正直違和感。
ただ・・・
巨人ファン達は大田泰示選手に大きな期待を寄せていたのでしょう。

 

それもそのはず。
プロ1年目は2軍戦で大活躍しちゃうんだから!

その後も2軍の試合では活躍するものの・・・。

1軍の試合では鳴かず飛ばず。
あぁ、悲しい。

 

2軍と1軍とのプレーのギャップが大き過ぎる。
そして、遂には巨人ファンから

55番を返せ!付けるな。

とまで言われました。

 

やぁー、やっぱりファンの言葉は厳しいですね。
けど
それは期待の裏返しなワケですが。。。
そーして、
背番号44に変わり・・・このままいくと危ないよ!というところで
日本ハムに移籍しての活躍!まぁ、もちろんまだまだ2017年シーズンはあるんだけども。

 

ただ思うのです。
巨人ファンに55番を返せ!付けるな。と言われたコトを大田泰示選手はしっかり覚えている。

 

どういう事かというと・・・
そこに何か強烈な感情が生まれた!
強烈な感情って記憶に残りやすい。

 

だから
テレビの取材でこんな体験をしたと話したのでしょう。
・・・というか、
フツーならこんなコトとか言わないはず。

けど心の中で大きな魔王と戦っていたんだと思います。
今回はその魔王の正体を暴くのが目的。

 


育成の巨人はどこへ

昔むかし、大体10数年くらい昔。
その頃の巨人は育成の巨人を名乗っていました!

それは当時の球団代表である
清武英利さんが積極的にチーム作りを改革していったのです。

時は2004年。
堀内監督時代です。
この頃、タフィ・ローズ選手や小久保裕紀選手やロベルト・ペタジーニ選手や江藤智選手や清原和博選手などを揃え史上最強打線と言われたのが巨人。
近鉄、ホークス、ヤクルト、広島、西武・・・と数々の球団を揃えた4番打者たちが一チームに。
まるでオールスター。

お金よ世の中お金よ・・・と言わんばかりに。

お金の暴力に任せてチーム強化をしていったのが、
2000年代だったと思うのですが・・・。
観客動員数・・・。酷いことになりました。

それがこの表とグラフ。

 

年度 観客動員数
2000 3,604,000
2001 3,761,500
2002 3,783,500
2003 3,763,000
2004 3,744,500
2005 2,922,093
2006 2,892,695
2007 2,911,358
2008 2,876,274
2009 2,934,370
2010 2,966,626
2011 2,716,974
2012 2,903,947
2013 3,008,197
2014 3,018,284
2015 3,001,187
2016 3,004,108

 

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人減りすぎ!!!!!!!
お客さんが入らない、チームの結果と逆にファンが離れる。
結果、利益が減少していくーーーーあぁぁぁぁ。


当時、球団経営者としての清武英利さんはこの結果に危機感を覚えていたと思います。
その頃に目を付けていたのが広島東洋カープの黒字体質。
鈴木清明常務取締役球団本部長からアドバイスを受けて、
生え抜き選手の育成改革を掲げました。

その頃の育成システムはこんな感じ。
まずチームの若手の中で強化選手を決める。
強化選手たちには年間打席数のノルマを設定して、打席数をとにかく経験させる。
年間400打席立ってとにかく成長を促すというシステム。

400打席とかすごいなぁ・・・。


実は・・・
大田泰示選手に背番号55を背負わせたのが清武英利さんが進言したともされる。
もちろん、育成強化選手に指定されていたのだ。

大田泰示選手の二軍成績はバケモノ並みだったりします。
特に強化選手に指定され二軍メインだった1,2年はすごい成績です。

こちら

〇大田泰示の2軍戦成績

年度 打率 本塁打 打点 盗塁
2009 0.238 17 56 16
2010 0.265 21 70 10
2011 0.254 6 40 28
2012 0.277 8 41 12
2013 0.272 13 43 7
2014 0.255 10 37 12


ただ歯車が狂ったのが2011年。
清武英利さんが球団代表を退任してから育成制度も縮小。

 

その結果、巨人は・・・

おかえりなさい。
お金よお金さん、また沢山選手を獲るからね・・・(ハート)と。


それからというもの・・・。
大田泰示選手は色々なモノとの戦いが始まっていく。
それが2012年。
補強選手との戦いや活躍できないという焦りやプレッシャーとの戦い。

 


大田泰示が巨人で活躍できなかった理由

活躍できなかったのはアレだと思う。

大田泰示選手には「心理的安全性」が欠如していたからだ!
心理的安全性については後から話すんだけど。

巨人というのは若手にとっては不安定なチームだ。
常に常勝が意識づけられている。

〇巨人の年度別順位

年度 監督 順位 勝利 敗北 勝率
2000 長嶋 茂雄 1 78 57 0.578
2001 長嶋 茂雄 2 75 63 0.543
2002 原 辰徳 1 86 52 0.623
2003 原 辰徳 3 71 66 0.518
2004 堀内 恒夫 3 71 64 0.526
2005 堀内 恒夫 5 62 80 0.437
2006 原 辰徳 4 65 79 0.451
2007 原 辰徳 1 80 63 0.559
2008 原 辰徳 1 84 57 0.596
2009 原 辰徳 1 89 46 0.659
2010 原 辰徳 3 79 64 0.552
2011 原 辰徳 3 71 62 0.534
2012 原 辰徳 1 86 43 0.667
2013 原 辰徳 1 84 53 0.613
2014 原 辰徳 1 82 61 0.573
2015 原 辰徳 2 75 67 0.528
2016 高橋 由伸 2 71 69 0.507
2017 高橋 由伸 3 23 23 0.5

 

現に2000年から2017年までほぼAクラス!
2005年、堀内監督の時と2006年にそのバトンを引き継いだ原辰徳監督の復帰一年目のみBクラスだった。
正直、この成績は凄いと思う。
てかこうして見ると原監督の監督成績、すごいな!Σ(・ω・ノ)ノ!

 

そんな巨人というチームは、
活躍する選手がいないポジションは毎年、毎年、常に補強。
他のチームから強力な選手がやってくる。
もしくは強力な助っ人外国人たち。

 

頑張って、頑張って、
活躍の兆しを掴めたのも束の間。
別チームや外国からやって来た強力選手に若手選手がポジションを奪われるということがよくある。

 

「え!坂本勇人選手がいるやんか!」
「若手なのにずーっと活躍して巨人の看板選手になったやんか!」

 

そんな声もあるけど・・・これには理由がある。
打てるショートの育成って難しいのだ。
だから、
他球団を見渡してもショートはレギュラー以外の実力は微妙ということがよくある。
また基本的にショートは日本人だ!外国人がこのポジションで補強されることは稀。

なぜなら、
ショートは内野連携で核になるポジション。
外国人だとコミュニケーションが取れないのだorz
だから
坂本勇人選手は不動のショートになれたんだと思う。

 

それと変わって、
他ポジションは本当に激戦区。

これまで大田泰示選手以外にもどれだけの選手が補強の裏でくすぶってきたことだろうか。
もう少しで活躍!というところで補強選手にポジションを不動のものにされてしまう。
簡単に挙げるだけでもこれくらいいる。

・脇谷 亮太選手
・藤村 大介選手
・中井 大介選手
・亀井 善行選手
・松本 哲也選手
・橋本 到選手

大田泰示選手も上に書いた選手も心理的安全性の欠如が問題だ。
他の選手もそれと同じ。

じゃあ、
心理的安全性って何なん?って話。

 


googleが大事にする心理的安全性とは?

巨人の選手といえば・・・OB・メディア・ファンから常に見られている。
なので・・・
他球団で活躍した選手が移籍して成績を落とすということもよくある。
それくらい周りの目は巨人選手たちには重圧だ・・・。
そんな選手たちを活躍させることができるのが「心理的安全性」

日本ハムでプレーして活躍中の大田泰示選手からインタビューなどを通して言われるのがこの言葉。
「伸び伸びとできる環境」
「開放的な気持ちになる」
「すごくプレーしやすい」

 

gendai.ismedia.jp

この記事を読んでみるとわかるんだけど、
少し引用すると・・・

 

 

同じ人でもチームが変わると駄目になる

つまり成功するチームは何をやっても成功し、失敗するチームは何をやっても失敗する。そのようなパターンであった。

以上のような話を聞くと、読者の中には「それは働き方の問題ではなくて、単にメンバーの能力の違いによるのではないか。要するに、優秀なメンバーが集まったチームは常に成功している。それだけの話ではないか」と思われる人も多いと思う。

ところが、実際はそうではないという。

 

引用元:
グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137

 

 

 

成功のカギは「心理的安全性」

そこから浮かび上がってきたのは「他者への心遣いや同情、あるいは配慮や共感」といったメンタルな要素の重要性だった。つまり成功するグループ(チーム)では、これらの点が非常に上手くいっているというのだ。

たとえば一つのチーム内で誰か一人だけ喋りまくって、他のチームメイトがほとんど黙り込んでいるチームは失敗する。逆に(途中で遮られるかどうかは別にして)チームメイト全員がほぼ同じ時間だけ発言するチームは成功するという。

それは暗黙のルールとして、そのような決まりを押し付けるのではなく、むしろ、自然にそうなるような雰囲気が、チーム内で醸成されることが重要なのだという。

つまり「こんなことを言ったらチームメイトから馬鹿にされないだろうか」、あるいは「リーダーから叱られないだろうか」といった不安を、チームのメンバーから払拭する。心理学の専門用語では「心理的安全性(psychological safety)」と呼ばれる安らかな雰囲気をチーム内に育めるかどうかが、成功の鍵なのだという。

 

引用元:
グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137

 

 

つまり・・・。
心理的安全性。
大田泰示選手は心理面から自分の実力が制限されていた。

色々な人から指導されるうちに
「自分のやり方はこれで正しいのか?」
「一軍でやっていけるのか?」
「55番をこのまま背負っていていいのか?」
「もう数年、結果を出せてない。このままいくとやばくない?」

きっとこんなコトを思っていたに違いない。

 

だから。
心理的安全性の欠如

このままいくとヤバイという危機感

そのためには結果が必要

結果のために思い切ったプレーができない

すると、本来の実力が制限

小さくまとまってしまう

結果、成績が出せない


大田泰示選手には清武英利さんがいなくなったのも間接的に大きかったと思う。
なぜなら、清武英利さんは55番を与えるほど大田泰示選手に期待していた。
この頃は、期待されていると思い二軍戦で爆発的な成果を出せていた。


けど、
清武英利さんがいなくなると育成強化選手制度も縮小。
大田泰示選手は普通の選手と同じ立場になった。

そこからドンドン焦ってしまった。


あのまま清武英利さんが退任せず続けていたら、
今では生え抜き選手ばかりのよりファンに愛されるチームになっていたんだろうなぁと思う。

結局はお金の暴力に任せた「欲しい、欲しい」だだっこ球団に元通りとなってしまったわけ。
だから・・・巨人の若手選手は本当に大変だぁ。

 

投手はまだいいんだけども
野手で巨人に入団する選手はその行く末が心配。
常に補強選手がやってくるというプレッシャーの中、
戦っていかないといけない。

 

それに比べて育成が得意と言われている
日本ハムや広島カープはぜんぜん違う。

生え抜きの選手たちは大きな期待を首脳陣からかけられている。
「お前たちが将来のチームを救うんだ!」という風に。

 

そりゃあね。
ファンも応援したくなるよ。

 

若手選手の成長STORYは一種のドラマ。
野球ファンたちはそのドラマを見るために球場に足を運ぶんだから!

高校野球が毎年盛り上がるのは、ドラマがあるから。

 

そろそろ
巨人というチームは育成について考えてほしいところだ。
本当に生え抜き選手っていうのを大事にしてほしい。
ピッチャーじゃなくて野手を。

 

このままだと・・・
お金で強い選手を揃える巨人。
どう見ても悪者の構図じゃんwww

 

生え抜き選手が活躍する!
これがファンの心からの願いだと思う。

 

ちなみに・・・
巨人にFAで移籍していった選手たち。
マジでお金に目が眩んだと野球ファンたちは思っているから
気を付けた方がいいですよ・・・と思う。

 

巨人にFAでいった選手の評価って悪いよね。
それはやっぱり、巨人があんな体質なんだからと思う。

 

そして・・・なにが伝統だ!
生え抜き選手で毎年、巨人という巨大戦艦に立ち向かう
広島カープの方がよっぽど伝統を感じます。

 

巨人阪神の伝統の一戦なんかよりも・・・。
広島カープ、DeNAベイスターズ、とかが巨人を倒す試合を見るのが正直、楽しいです。

補強、補強の補強野球は正直、見てて面白くないです。

ボクが思うに巨人は恐ろしい沼にはまっているんだろうと思う。

 

みなさんはどう思いますか??

 

ちなみに大田泰示選手ーーー!!

めっちゃ応援していますから頑張ってください(#^^#)

このブログを大田泰示選手が読んでくれると嬉しいなぁ。