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分かった!なぜ広島カープは強いのか?これを知れば広島カープ並みの成功ができるかもしれない。【2017】



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Number(ナンバー)878号 黒田博樹とカープの伝説。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))

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そんな言葉に釣られてついつい登録したのは。
あれはもうどれくらい前だろうか。

 

あー、そうだ。
一昨日だ。

 

猛烈に残念なコトがある。
それは有料動画配信サービスのHULUを
2週間無料だったのでトライアルで契約してみた!

www.happyon.jp

 

ネット動画生活を始めようじゃないか。

よっしゃ!
毎日、野球アニメ見るぞ。野球映画も見るぞ。
これでオレは野球観戦王になる!

・・・という具合で。

 

ところがどってん。

どうしたコトだろう・・・。


再生ボタンを押しても、ウンともすんともいわないじゃないか。
あれ?Wi-Fiの電波が飛んでないのか?
ネット回線が遅いのか?

 

一体全体、どういうことなんだい?
教えてください。どうかお願い神様。

・・・と言っても神様からの返事も来ない。


ネット回線に問題なかったので
とりあえず、HULUはホッといてようつべで野球動画を見ることにした。


そしたら・・・・
広島カープのドラフト戦略なる動画があった。
面白い。

実に面白い。

 

選手が成長していく裏にはこんな戦略が・・・とPC前で唸るボク。
きっと周りから見ると本当にビックリすると思う。

(ボクの唸り具合に)

 

広島カープすごいなぁ・・・。

そんなコトをツイッターで呟こうとした。

 

すると・・・ビックリ!

 
HULUが見れない・・・というツイートが急上昇ワードに。
同じような人たちがいたのか!

このHULUの件はどうやら、システム大幅リニューアルによる大規模不具合みたい。。。
残念・・・。批判されている会社のみなさん、かわいそう。

www.j-cast.com

 

やっぱり、
HULUの不具合も広島カープが強くなったのも
急にそうなったんじゃなくて、そうなる前に何かしらのコトが見えないトコで起こっている。

HULUは準備不足で、広島カープは準備をしっかりとしていた。
両者の違いはどこにあったのか??

 

そこで今回は広島カープ万歳スペシャル!!!
広島カープはどうして強くなったのか?・・・ここに注目していきたい。

 

ただ・・・今回は広島カープが強くなった理由は、
投手陣のあのピッチャーが成長したからだとか、打線が良いからとか、ベテランがサポートするとか・・・そんな感じでありきたりなコトは書かないです。

 

2016年はリーグ制覇。
2017年は勢いそのままに11連勝を達成するなど。
そうなったのはもちろん、チームワークが良いコトと選手が成長したから。

ハッキリ言って、そんなの誰でも分かる。

 

でも大事なのは、
チームワークを良くした改革者がいたんじゃ?
選手が成長するのには何かしらの仕組みを作れたんじゃ?

多分そこ。

 

そういう裏の背景を調べていきたい。

広島カープはどうしてこんなに強くなったのか?
ボクなりに本気で考察してみた。

 

ただ長くなると思いますので・・・

結論から先に言うとすると・・・この3つがポイントだと思いました。
・環境
・戦略
・方法

 


あぁ、暗黒…2000年代の広島カープ

年度 順位 試合 勝利 敗北 引分 監督
2000 5 136 65 70 1 達川 晃豊
2001 4 140 68 65 7 山本 浩二
2002 5 140 64 72 4 山本 浩二
2003 5 140 67 71 2 山本 浩二
2004 5 138 60 77 1 山本 浩二
2005 6 146 58 84 4 山本 浩二
2006 5 146 62 79 5 M.ブラウン
2007 5 144 60 82 2 M.ブラウン
2008 4 144 69 70 5 M.ブラウン
2009 5 144 65 75 4 M.ブラウン
2010 5 144 58 84 2 野村 謙二郎
2011 5 144 60 76 8 野村 謙二郎
2012 4 144 61 71 12 野村 謙二郎
2013 3 144 69 72 3 野村 謙二郎
2014 3 144 74 68 2 野村 謙二郎
2015 4 143 69 71 3 緒方 孝市
2016 1 143 89 52 2 緒方 孝市

 

この表を見ると分かるのですが・・・
2000年代の広島カープは万年Bクラスです。

 

何度も言いますが万年Bクラス
悲しい限り・・・。

 

そこから上がっていったキッカケが
マツダズームズームスタジアムが完成し、
野村謙二郎監督が就任した2010年からだと思います。


実は黒字球団の広島カープ。
広島カープのイメージは?・・・って聞かれると
みんな、貧乏球団と思われているみたいですが・・・
実はそんなことないです。。。

・・・41年も真っ黒。真っ黒の黒字。


というのも唯一、親会社を持たないので
チームの存続が危うくならないように堅実経営をしているらしい。

ただ・・・
その堅実経営のヒズミがどこにくるかというと・・・環境です。

 

新井貴浩選手の赤い心という著書にも書かれているんですが、
旧広島市民球場の老朽化や広島カープの練習環境について書かれているのですが、


正直・・・本当にごめんなさいと言いたいのだが、
もうね環境に関してはすごいひどいなぁ。。。の一言です。

 

旧広島市民球場のライトは壊れている、席も座れないほどの席が何十席もある。
選手たちのロッカーも狭くて、練習設備も他球団と比べるとひどい有様だったよう。。。

 

うーん( ;∀;)

 

そして、
怪我してでもやり続けるという広島伝統の厳しい練習を行う広島カープ。
投げ込み当たり前、怪我してでも這いつくばる。無理な練習をする。
けど・・・そんなコトしても今の時代から言わせれば選手の寿命が縮むだけ。

 

うーん( ;∀;)

 

そんな練習一辺倒の広島カープと

科学的野球をどんどんチーム内に取り入れて、

練習設備を整備していく他球団とは、どんどん差がつくばかりです。

 

科学的野球を取り入れようとしても、
コーチはみんな、厳しい練習を経験してきた広島カープOB。
練習設備にお金は使えない・・・それなら努力の量を増やしなさい!というフロント。

まるで高校野球の強豪私学と中堅公立校みたいだな・・・。
この頃の広島カープに対してはそんなことを思っていました。


しかも・・・広島カープは激しい練習で生え抜き選手たちを育てあげる。
けども、選手が育ったら有力選手などはFAやメジャー挑戦などで他球団に出ていく。
他球団に出ていくことをプロ野球ドリームと揶揄されたりもしていました。

 

過去の広島カープはそれの繰り返しというイメージです。


残念なのだなぁ(涙)

 

江藤、川口、新井、金本、黒田、前田、大竹など有力選手が出ていくーという悲しい宿命を背負ってきた球団なのです。
そんな風土こそ「広島カープ」といわれ、熱心なファンからはもう鉄板の自虐ネタになっていました。


しかし・・・。
その環境が一変したのが2007年です!

 

強くなるには環境をまず変えろ!

最近・・・はてなブログ界でこの記事が話題です。

高等教育の学費すら無償化できない日本の「貧しさ」と「民度の低さ」

www.from-estonia-with-love.net


少し引用させていただきます(#^^#)

 

多くの日本人は「機会の平等」というものに興味がないんだろうなあ、と思います。それどころか、むしろ「社会的平等」みたいなものに肌に粟を抱くような嫌悪感を持っているんじゃないんでしょうか。「平等?? そんなものを保障するなんてとんでもない!」と。

日本で好まれるのは、もっとこう「身の程を知る」とか「身の丈に合った」とか「身分を弁える」みたいな発想なんですよね。

「社会的な不平等は社会的な要因によるものなわけだから、そういった不平等を取り除こう」

などという発想は大嫌いで、

「いくら不平等が存在しようが、それを決して社会のせいにせず、努力と根性で這い上がることこそ日本人の美徳!!!」

みたいな考えがスタンダードなんです。

「貧しい家庭に生まれたために高等教育が受けられないだと?! そんなやつは世の中にたくさんいる!! 自分の環境のせいにせずに根性で這い上がれ!!」

とか。なんというか「ザ・ニッポン」って感じですよね(笑)

そういう思想の人たちが、自分たちだけで「組体操!!」「素手で便所掃除!!」「サービス残業は日本人の美徳!!」「汗と涙!!根性根性ド根性!!」などと勝手にやっててくれる分には何の問題もないわけですが、この手の人たちは他人まで巻き込もうとするので困ったもんです。

日本のみなさんは国際スポーツ大会があるたびに自国の代表をやたらと「サムライ JAPAN」だのなんだのと武士になぞらえたがりますが、ほとんどの人たちのメンタリティは被支配階級のそれですからねえ。江戸時代の農民みたいなアタマでしか考えられないわけですよ。「社会にモノ申す」なんて、とんでもないことだと思っているんでしょうね。

 

エストニア共和国より愛をこめて

http://www.from-estonia-with-love.net/

高等教育の学費すら無償化できない日本の「貧しさ」と「民度の低さ」

 

 

やべぇ・・・その通りだ。
そんなことをボクは思いました。

特にこの広島カープの堅実経営と選手たちの待遇に関しては、
この精神が基本的にマインド的ベースになっていたといっても過言ではないと思う。


そんな・・・
日本的根性論に2007年、広島カープファンはついに怒りました!
2007年、4番・新井貴浩選手が阪神タイガースに。
さらにエース・黒田博樹投手がメジャーリーグに挑戦!

なんと・・・
4番とエースが一気にいなくなる。
いや、もうこれ。ナニコレ?飽きたよ。なんだよ・・・と、
当時の広島カープファンは並々ならぬ思いがあったんだと思います。

「黒字達成を優先させ、投資を抑制したから長期低迷を招いたんだああ!!」

・・・とフロント側に批判が殺到!
ファンもそっぽを向き始めました。。。


そこからフロントが変わったのか?
旧広島市民球場の老朽化に伴い、新球場の建設(現・マツダズームズームスタジアム)。
これがキッカケになったと思います。

球場新築に伴い、選手たちの練習環境も整備されていきます。
新井貴浩選手が阪神から広島カープに復帰したとき、
練習設備が昔と今とじゃ違いすぎると著書に書かれていました。

 

さらに2軍球場の設備もバッチリ変更。

akinomono.jp


しっかりと投資を行ったことで他球団にも負けないくらい練習の質が上がりました。

こういった投資ができるのも・・・
もちろん、今までの堅実経営、黒字経営の成果もあると言われていますが・・・、
突発的に起き今も継続中のカープ女子ブームなども裏で支えていると言われています。

カープ女子・・・なんでこんな増えた?
実は・・・というのはまた今度のお話で。

またカープ女子などの出現で広島カープが注目されて、
アメトーーークなどに広島カープ芸人特集などがあったのも大きな宣伝効果だったと思います。

 

やはり・・・
環境というのは大事です!
けど、環境だけ揃えてもだめです。
いかに良い選手を獲得していくのか?というのが重要なんです。

 

 

広島カープの勝つ!独自のドラフト戦略

2016年、広島カープ優勝時のスタメン表をご覧ください(#^^#)

守備位置 名前
6 田中
4 菊池
8
3 新井
9 鈴木
7 松山
5 安部
2 石原
1 黒田


実はこれ・・・。
スタメン全員が広島カープのドラフト指名選手なんです!
やーびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!

 

これについて・・・
広島スカウト統括部長の苑田聡彦さんはこう語ります。
広島カープの伝統は「生え抜き」

不動の3番バッター丸選手は2年の頃からずーっと野手として追いかけていたそうです。
神ってる鈴木誠也選手も1、2年時からずーっと追いかけているらしいです。
そして・・・
そのドラフト戦略が成功し、生え抜き選手がバッチリ育ちチームを優勝に導きました!


そんな広島カープがドラフト戦略に欠かせないものが年代表というものらしいです。

f:id:torara18:20170524023945p:plain

こんな感じ。

解説すると・・・
ポジションごとに選手を振り分け、さらに年代ごとに分ける。
これにより、どのポジションにどの年代の選手が不足しているか直感的に分かるというもの。

面白いっすねー!

この年代表に関して、苑田さんはこう話します。


「ただ、良い選手を入れてもダメなんです。
25、26歳の野手でレギュラーを10年位できる選手を狙う。

今でいうなら・・・
菊池、丸、鈴木誠也、田中のようなポジション。

もし、この選手たちと同年代の選手を獲っても
その獲った選手たちは出られないじゃないですか。

だから…
「良い選手を獲れ」「良い選手を獲れ」
・・・じゃないんですよ。

良い選手はもういるから
広島カープには必要ない。

なら、
次の次の下の年代の
ショート・セカンド・外野を守れる選手を探しに行くんです」


なるほどなぁ・・・と思いました。
面白いですね!

さらに広島カープのスカウト達が注目しているのはプレーだけじゃないそうです。
練習する体力・気持ちがあるか?
選手を育てるので、この環境で育つ素質があるか見る。
・・・だそうです。


こりゃあ、すごいやぁ!
そりゃあ・・・良い選手が発掘できるんだろうなぁ!と思います。

そして、最後がこの好素材たちの才能を開花させる方法。

 

 

広島カープ打撃好調の裏には・・・。

方法っていうのは大事。
どんなに良い環境があってどんなに良い素材であっても
目標まで正しい方法で努力していかないと成功しないと思うんですよねー。

 

やばい・・・
自分の仕事に言われているみたいだorz

 

それは置いといて・・・。
広島カープの野球といえば、その赤ヘル強力打線です!
特に2016年の広島カープは神っていた!
だって、打率・打点・ホームランが12球団トップだったんですから!!
さらに43試合で逆転勝利という・・・。
恐ろしすぎるっすわーーーーーー。


じゃあ、
2015年と2016年以降じゃ何が変わったの?ということ。
打撃コーチが3人になったのが非常に大きいです。

 

特に守備走塁コーチから
打撃コーチリーダーとなった石井琢朗コーチの存在です。

やったのは打撃改革でした。
・勝つためにはどんな打撃をしないといけないのか?
・点取るにはどういう打撃をしないといけないのか?
・それを達成する練習は何なのか?

・・・を軸に改革に乗り出しました。

 

 

打撃改革1
意識を変えるミーティング

選手たちと密接に話し合い、

理想の打撃を達成させるために何をするのか?と話したそうです。
そして、チームの意識としてもっていったのは・・・
チーム全体として相手投手をどう崩すか?という点です。

 

石井打撃コーチが考えているのはこんなこと。
ランナーが得点圏にいる時、ヒット・ホームランが最高の結果。
だけど、
その結果以外にも
得点できるチャンスはたくさんある。
バッターは3割打って一流。7割は失敗。
だから・・・
その7割の失敗をどう得点に結びつけていくか。
そういうのが打線の繋がりを生むと考えているようです。

なぜ・・・
こういうコトをしたかというと・・・。
広島カープというチームが勝ちから遠ざかっていたから。
だから、
個々のレベルを上げるよりも全体で勝つことを考えて、
どうしたら勝てるかな?という意識を持つかが先といっていました。
その意識が浸透して、
それぞれの意識が集まって初めて勝ちに対して同じ方向を向いていけると。


打撃改革2
シーズンを戦い抜く体力強化

2015年の秋季キャンプで石井コーチが行ったこと。
それが選手全員、2万スイング!

広島カープの選手さんたちは

「地獄だぁぁぁぁあ」と叫んだそうです。

そこにはこんな狙いがありました。
力強いスイングで年間を通して振る力をつけた中で
プラスαとして追い込まれた時の粘り強さを身につけたい。

そして、
このスイングはシーズン中ももちろん継続したそうです。

それについて鈴木誠也選手は、
バットを振る体力はついたし、精神的にも強くなったと話しました。

 

 

広島カープがなぜ強いのか?まとめ

色々と調べた上で思ったのは・・・
環境・戦略・方法の3要素がバッチリ噛み合ったからだと思います。

環境は他球団とも遜色なくなった広島カープ。

そして、
十分な目の肥えた熟練のスカウト達の好素材発掘眼力!
そこに誰もが化けるノウハウを持っている広島カープ。。。

これは強いわ!

特にまだまだ若手の鈴木誠也選手。
このまま彼が練習と経験を積み上げたとき、
5年後までの間に三冠王を取るのも夢じゃないと思う!!

そんな心躍るコトが起きるよう願いながら今日はもう寝ます。
やばい・・・めっちゃ書いてた。


とにかく・・・
今回の広島カープが強くなった理由から学んだ成功の法則は・・・。
・環境をしっかりと整えること。
・自分の才能が何か見極めること。
・自分の才能も加えて成功するにはどうすればよいか考えて圧倒的な努力をすること。


うん!これだな!

HULUと違って、しっかりとした準備が広島カープにはあったのだ。

早く・・・HULUよ。見れるようになってくれ。